第30回記念特別ステージ ゲスト

和田ひでき(バリトン)

 

早稲田大学第一文学部卒。日本オペラ振興会育成部修了。オペラ出演は既に60作品を越え、最近の出演は、千住明「万葉集」カッチーニ「エウリディーチェ」(佐川吉男音楽賞受賞)マスネ「グリゼリディス」(三菱UFJ信託音楽賞奨励賞受賞)など。その他、中屋敷法仁台本、篠原真作曲ミュージカル「夏花火♡恋名残」では新橋演舞場にメインキャストとして出演。劇団四季「ノートルダムの鐘」ロングラン公演にも出演するなど、古楽からミュージカルまで、幅広いジャンルで活躍している。また仏語の字幕翻訳スタッフとしても活動、METライブビューイング、パリオペラ座来日公演をはじめ翻訳作品は40を越える。日本語訳詞も手掛け、ラヴェル「子供と魔法」の訳詞が小澤征爾指揮で上演された。その他仏語ディクション指導など多彩な活動を展開している。2003年パリ留学。同年ガスコーニュ国際声楽コンクールオペラ部門ファイナリスト。

 


たぐちたみ(メゾソプラノ)

 

東京芸術大学音楽学部声楽科に学ぶ。長野冬季五輪では、公式芸術プログラム・オペラ「信濃の国善光寺物語」「御柱」へキャスト出演。松川村すずの音ホールのこけら落としに青島広志氏、故太田直樹氏と共演。「まつもと市民オペラ椿姫」にフローラとして、長野市ホクト文化会館での柳澤寿男指揮、東日本大震災追悼コンサート「モーツァルトのレクイエム」にソリストとして出演。作曲家飯沼信義氏の歌曲初演を担当するなど日本歌曲の演奏に力を注ぐ。20193月東京二期会オペラ研修所マスタークラスを修了。修了時に成績優秀者として選ばれ、本年95日東京文化会館での「二期会新進声楽家の夕べ2019」に出演予定、また来年1月の東京室内歌劇場オペラ「安寿と厨子王」の母にて出演予定。東京室内歌劇場会員。東京二期会準会員。

 

 


 

塩嶋達美(フルート)

 

長野県白馬村在住。明治学院大学英文科を卒業後渡米。

 ヴァーモント州にてマルセル・モイーズ氏に師事。のちフロリダ州タンパに住み、指導の傍ら各地で演奏。

 セントピーターズバーグのサマーコンサートシリーズ等に出演。帰国後は信州を中心に静かに活動を続ける。18世紀初頭からの伝統的なフルート数種を一通り学び、独自の演奏スタイルを深めつつある。

 2005年にはオーケストラ・アンサンブル金沢のソリストとしてツアーに参加。全国4か所でモーツァルトのフルート協奏曲を19世紀末の円錐ベームフルートを用いて演奏し好評を博す。

昨年共演したヴァイオリニストの招きで9月には韓国遠征が予定されている。


 

中島加恵(ピアノ)

 

東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。3歳よりヤマハ音楽教室でピアノ、エレクトーン、作曲等の指導を受ける。長野県ピアノコンクール多数入賞。ヤマハJEC全日本大会’94銅賞、’95銀賞受賞。受賞後ソロコンサート等演奏活動を開始。大学在学中“国立高遠少年自然の家”所歌、“池田町てるてるぼうず童謡まつり”20周年記念の歌の委嘱を受け作曲。卒業後、演奏活動と共にCM音楽等の作・編曲にも携わり、第52回カンヌ国際広告祭ブロンズ、第42回ギャラクシー賞CM部門大賞等、国内外で多数受賞。松本深志高校音楽部志音会、すずの音子ども合唱団、コール・ラベンダー、とよしな女声合唱団ピアニストの他、声楽・器楽の伴奏者としてコンサートやイベントに多数出演。池田町出身、安曇野市在住。

 


 

山下由美子(ファゴット)

 

白馬村在住。ニュージーランド国立オークランド大学音楽学部器楽科卒業。元オークランド・フィルハーモニー管弦楽団契約奏者、元ミラノ・スカラ座アカデミー管弦楽団首席奏者。第10回リヴィエラ・デル・コネロ国際音楽コンクール入選。ウィーン国立音楽大学夏期国際音楽セミナーProf.Josef-Dichlerコンテスト第2位。国際ダブルリード総会(IDRS2015)出演し、YAMAHA-STAGEAとコンチェルトの共演可能性を披露。第37回草津国際音楽祭ではP.シュミードル氏やT.インデアミューレ氏等と室内楽共演。尾花美恵子、霧生吉秀、R.ブリンクマン、V.ズッキアッティ、M.トルコヴィッチ各氏に師事。現在プロ奏者として各地オーケストラやアンサンブル演奏会等に出演。後進の指導にもあたっている。

 


賛助出演


 

早川聖也(バリトン)

白馬村出身。 信州大学教育学部卒業。現在東京藝術大学声楽科4年在学中。 ピアノを服部知子、江村美英子の各氏に、声楽を中村雅夫、池田京子、吉田浩之の各氏に師事。 信州大学在学時には混声合唱団において学生指揮者を務めた。 都内の声楽家を中心としたアンサンブルグループ、AZ singers及びvocal consort initiumメンバー


斎藤留津(ピアノ)

 

大町市在住。武蔵野音楽大学卒。安藤仁一郎、野村文子氏、花岡千春氏に師事。後進の指導に当たる他に、大町混声合唱団、北アルプス第九を歌う会など大町市内外の合唱団、アンサンブルのピアニストとして活動している


 

神尾 昇(指揮)

 

東京藝術大学音楽部声楽科卒業。同大学指揮科に再入学、首席で卒業。コンサート指揮者、オペラ指揮者としても活躍中。K-mio Chor、習志野混声合唱団などをはじめ10団体

以上の指揮、指導。青年団協議会・全国青年大会合唱部門の審査員。

 


混声合唱団

 

新都心男声合唱団/女声合唱団


 上田 陽(ピアノ

 

広島県福山市出身。桐朋学園大学卒業、同研究科修了。声楽を村上綜、五十嵐修の各氏に師事。ピアノを当麻宗宏、金井裕、仙石裕之、松井和彦の各氏に師事。西日本音楽コンクール入賞。伊語、仏語、独語を始め西語、チェコ語など諸外国語ディクションを得意とし、声楽家からの信頼は厚い。特定の楽器に特化することなく自由自在に施すアカンパニメントは声楽のみならず弦、管、打楽器と多くの音楽家から、またジャンルを越えてシャンソン歌手から支持を得ている。自らが関わる楽曲には積極的に手を入れるのを好む事から編曲、二次創作を得意とし、唱歌などのアレンジや声楽アンサンブル、器楽曲への作編曲も多く手がけている。近年では絵本への作曲を精力的に行い、朗読、音楽と映像のコラボレーションをライフワークとしている。


夏コン実行委員会  長野県北安曇郡白馬村北城